配送・回収業務のRPA構築/管理画面開発のご支援
運送会社様の配送・回収業務を、外部システムへの登録を自動化するRPAと、進捗と在庫を一つにまとめた管理画面でご支援しました。
ご支援の概要
運送会社様が担う機器の配送・回収業務について、 手作業で繰り返されていた処理を自動化するRPAと、 案件の進捗・在庫を一つにまとめた管理画面をご支援しました。 2025年11月に着手し、現在も運用と改善を継続しています。
この業務は、受注の受け取り、配送事業者への出庫依頼、倉庫からの在庫引当、 データ連携までが別々の仕組みに分かれており、 そのあいだを人が読み替えて転記していました。 そこを一続きの流れとして設計し直しています。
ご支援した領域
| 領域 | ご支援の内容 |
|---|---|
| 業務分析・自動化設計 | 手作業で繰り返されていた業務の洗い出し、自動化する範囲と着手の優先順位を決定 |
| RPAの構築 | 受注メールの取り込みから外部システムへの登録・データ生成までの自動処理を設計・実装 |
| 管理画面の開発 | 案件の進捗、在庫、マスタ、稼働状況を一つの画面で扱えるように設計・実装 |
| クラウド基盤の構築 | 定期実行、稼働時間の制御、失敗時の通知と再実行を含む運用設計 |
| 運用・改善 | 本番稼働後の運用支援と、現場で見えた課題に基づく改善の継続 |
構築したもの
| 対応内容 | |
|---|---|
| RPA(自動処理基盤) | 受信した依頼メールから作業を組み立て、配送事業者システムへの出庫依頼登録、倉庫システムへの在庫引当、連携データの生成までを自動で実行 |
| Web管理画面 | 案件ごとの進捗管理、機器1台ごとの在庫と履歴、マスタ管理、稼働状況の分析 |
画面操作しかできない外部システムへの連携
この業務の自動化が難しいのは、連携先にAPIが用意されておらず、 人が画面を操作して登録するしかない工程が含まれている点にありました。 一般にRPAが破綻しやすいのもここで、 画面が少し変わるだけで止まり、止まったことに誰も気づかないまま業務が滞ります。
そこで、ブラウザ操作の自動化で工程を置き換えたうえで、 止まったときに分かる仕組みをあわせて用意しました。 処理は決められた時間帯に自動で動き、失敗したときはその場面を保存して 担当者に通知が届き、通知からその画面を辿って原因を確認できます。
業務がどう変わったか
- 受注メールを人が読んで外部システムに転記していた工程を、システムが実行するようになりました
- 出庫依頼の登録と倉庫からの引当が、受注の取り込みから続けて自動で流れるようになりました
- 案件の進捗と機器1台ごとの在庫・履歴が、一つの画面で確認できるようになりました
- 処理が失敗したときは通知が届き、その場面の画面から原因を追えるようになりました
現在
クラウド上で定期的に実行される仕組みとして本番稼働しており、 日々の業務のなかで使われています。 運用のなかで見えてきた課題に合わせて、改善を続けています。